8/11/2014

3D CGI: Deiphon ellipticum

3D CGIでは、何をもって作品の完成とするのかわからなくことがあります。

この場合、まあ3D CGIの三葉虫ですが、作った作品はrendering imageなのか、もとになる3D Dataを指し示すのか?

製作者視点からば、dataがあれば三葉虫の諸元を変更、もしくは別のangleのrendering imageを作成することは簡単?。

画像データとモデリングデータ。この関係は遺伝子と蛋白質の関係と類似しています。
もちろんこの場合の遺伝子に相当するのは3D Dataと思います。

つまり三葉虫の作品を完成させることは、三葉虫の3D modelを完成することであり、画像データが完成物ではありません。

また別個の問題として
どの時点を以て完成とみなすかも問題。

文献常法等を読む度に 形態学的な誤りを見出すことになり、一貫してtrilobites 3D object modelのend pointが高くなり続きます。

三葉虫について知れば知るほど、完成の終点が遠くなります。





Deiphonの件に戻ります。

modeling dataです。
脱皮縫合線を意識しましたが、3D Modelerの制約上脱皮縫合線の形成は若干困難。
頭部は三葉虫modelingの重要部であるため、今後別のmodeling手法を用いるべきかもしれません。



















外骨格から雌雄の区別はできませんが、雰囲気としては雌。














上記のDeiphon 3D dataのblender 2.70でのglobal illumination rendering image。
blenderの操作に未習熟であるため、cosmeticには未着手。

さらに最近Richard Fortey著「三葉虫の謎」を読み、鰓脚等のdetailをどうするか対応を検討せざろうえない状況になり更に完成の終点は遠くなりそうです。

進捗率45%。



どうにかmotivationが上昇したところで、日韓W杯の頃に製作開始し、その後長期間放置していたtrilobiteも序にdetail upに着手。

Ceraurus pleurexanthemus


顔線をどう作るかが問題です。


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