FC2blogでも書きましたが
Progressive Enhancement「どのユーザにも同じコンテンツを提供するが、モダンブラウザなど環境が整ったユーザに対してはよりリッチな表現(ユーザエクスペリエンス)を提供し、レガシーブラウザ環境のユーザには最低限の表現でコンテンツを提供する」
砕けた表現では
「内容がわかれば十分でしょう。真面目に対応すると、時間と手間がかかるだけ。」
一言では「めんどう」。
「めんどう」という単語を、ここまで婉曲な表現に昇華させた方には敬意を表します。
といことで私もProgressive Enhancementの原則に、さらに独自の解釈を加え、自らの作成指針を定めてみようと思います。
まずそのような心構えでhtml参考書を読みます。
読み始めると気付きますが、これらhtml CSS参考書籍は、基本的に業務家向き。純粋に個人siteには、はっきり言って余計と思える部分があります。
1. クロス・ブラウザの見え方の問題
実に懇切丁寧に記載されています。この課題にはどの書籍も相当量のページが割かれています。
Progressive Enhancementの原則を最大限に適用しうる個人web siteにはその内容は過剰かもしれません。
2. 個人的にどうでもよいtag
翔泳社CSS辞典2022年版の目次から使いそうにないセレクタ項目は以下のようになります。
- フォント文字の色を指定したい
- 文字の水平位置を指定したい
文字を均等割り付けしたい(必要性を感じたことがない)段落にインデントをつけたい(必要性を感じたことがない)文字の垂直位置を指定したい大文字小文字を揃えたい(普通に入力すれば)文字間隔を調整したい(必要性を感じたことがない)単語間隔を調整したい(必要性を感じたことがない)- 文字を飾りたい
空白や改行の取扱を設定したい(必要性を感じたことがない)禁則処理を適用したい(必要性を感じたことがない)単語中で行を折り返したい(必要性が理解できない)縦書で表示したい(必要性を感じたことがない)縦書での下線位置を設定したい(必要性を感じたことがない)ルビの配置を調整したい(必要性を感じたことがない)ルビをテキスト直後に配置したい(必要性を感じたことがない)文字をマス目に納めたい(必要性を感じたことがない)マス目の設定をまとめたい(必要性を感じたことがない)
他にMS IE独自拡張tagを除外すると学習量はさらに減少。
HTML、CSSを頑張って完璧に覚えよう等無駄な努力は必要ないでしょう。
得てして完璧、100%、ZERO等を気安く使う方がいますが、本来の意味からするとそう安易につけるはずもなく、これらのwordを乱用する人間は、まともに取り合わない方がよろしいかと思います。
そこで新規ファイルを作成することになりますが、
どのようなhtml規格にするか?
まあどんな古いhtml規格であろうとbrowser側で勝手に対応してくれるので、極論すると考慮する必要はないでしょう。
とりあえず根拠なくxhtml1.1にしておきます。
新しい規格にhtml5があるらしいですが、積極的に選択すべき理由は見出せませんでしたね。
CSSはCSS3。
というか、今日何がCSS2なのか2.2なのか3なのか斟酌する必要はないでしょう。
ところで比較的迷ったのは、web host。
現在のISPのHP planがあまりにバカバカしく、3rd partyのweb serviceを検索してもあまりめぼしいものは見つかりません。個人webがはやらない時代的な趨勢かもしれません。
ということで少ない選択肢からGoogle driveを選択。
net storage serviceの余興でprimitiveなweb hosting にも利用できるようです。
容量も15GありCost freeかつ広告無し。
複数webの立上も可能。
総じて重大な制限事項も見当たらないようです。
但し、FTP対応ではない点がとても残念。
このFTP機能がないと細かい修正が面倒に感じるようになります。
Google driveとシンクロさせるapplicationが提供されているようですが、生理的に受け入れられませんね。
なお、ちでにgoogle analyticsもsetupしておきましょう。またもやgoogle関係ですが。
以上のように、追加費用なしで今日でも個人webの立上げは可能なようです。
もしかしたら他にも良い選択肢があるかもしれません。
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