html:Microsoft Expression Design 4 SVGの利用

SVGを使う目的はVector graphics を利用することでfishing rigをテクニカルイラストとし図示すること。 別にVector graphics application操作に精進習熟し技能を研鑽しようとの高邁な志はありません。
目的達成のためWeb上でfree  Vector graphics dataを探すことがshortcutと考えがちです。 
ところが予想通りWEB上にそのような都合のよいdataはそうはありません。 
bitmap dataと比較して圧倒的に数が少ない。 またqualityのばらつきが大きい。 さらに釣具関連Vector graphicsは、どうも釣り道具を知らない方が描いたものが少なくないようです。
 ということで、free Vector graphics dataのweb上からの調達はあきらめましょう。 つまり自助努力でVector graphics dataを作成するという極めて全うな選択が残りました。 それでもfreeのVector graphics data等今後使用できそうなものはいくつか収集できました。 levelは、学術誌に掲載されそうな魚類テクニカルイラストdataから、未就学児童の素描levelまで様々。 
FILE formatはEPS、AI、SVG、Emfの順に多かったようです。 まあInkscapeはimport 対応formatが多いからと、楽観的に構えてはいました。
ところがこの問題で意外にも手持ちVector graphics applicationのpotentialの差が明瞭に露呈。 Inkscape 0.484 意外なほど読込失敗に至るFileが多い（EPS）。 さらにfile sizeに比例して失敗率が上昇するようです。 また読み込みの遅さは特記事項。 Adobe Illustrator 9 新しいAI file以外の全downloadしたEPS、AI fileを読み込みました。 凄い、見直しました。さすが業務用application。 しかも数メガのfileでもresponseが低下しません。 Inkscapeとはエンジン排気量が違います。 AIがHummerとすればInkscapeは原動機付自転車とでも暗喩しましょうか。 Inkscapeは、それなりのresponseで取り扱えるデータは300kb程度まで。 それ以上の1Mの大きさのデータなら非常にresponseが低下します。

 釣り仕掛けのテクニカルイラストですから、Inkscapeで充分ではあります。 Inkscapeは、Adobe Illustrator互換を期待される向きもあるようですが かなり疑問符がつきます。今後の発展に期待しましょう。 ということで、 自分の釣りの仕掛けをbitmap画像から、一クラス上?のVector graphicsへの御勧めでした。 これから始めるなら costを厭わないなら、ADOBE IllustratorはCreative Cloudで2180円/月(年間プラン)で使えます。 私はMicrosoft Expression Design 4を主に使用。 さすがにnet上に使えるvector データはありません。 従って地道にobjectを作る、もしくはInkscapeのauto-traceを活用することになります。










上がauto-traceで生成したVector graphics dataの画面キャプチャー。 下がauto-trace元のbitmap画像。   default設定でここまでscanできます。 かなり凝ったデータのようですが40k程度です、かなり作りこんでもデータはさほど重たくならないようです。 さらにsvg保存には有効な圧縮optionもあるようです。 現在、SVGはbitmapとしてscalableである点しかmeritはありません。 閲覧者サイドには特段meritは見つかりません、おそらく気が付かないかも。 

どちらかといえば、 SVGはデータの再利用性の点から、製作サイドのmeritが大きい。 例えば前回articleの元SVG data中のmetal jig、reel、swivelも他のシーンで使い回しできますから。 素直に、結構おもしろものではあります。