Panasonic X-speed 2008を3seasonに渡り使用しました。
今回各箇所のfine tuningも兼ねてメンテナンスしてみました。
満足度高いクロスバイクですが、2年(600km)で色々部品が痛んでました。
ついでに各自転車からの部品の配置転換です。
自転車部品は、高い互換性を保持してる点は御立派です。
主な改善point
フロントダブルに変更
このPanasonic X-speedで最も気に入らない点は、フロントトリプルがinstallされてる点です。
行動範囲の殆どが沖積平野ですから、坂は事実上江戸川の堤防に登るときだけです。
従って、トリプルのinner ギアは使うこと無かったね。
フロントダブルはSpecialised Eliteから移植することにしました。
これは、元々は9速系部品がinstallされてたので問題ないでしょう。
カセットの変更
Tiagra 12-25Tから、Ultegra 6500の11-23Tに変更します。
TIagra系列では11-23T は有りませんから。
各部品のグリスアップ
6年前に買ったDura-Aceグリースがさっぱり減ってないので、今回タップリ使いましょう。
作業進行
改装前です。既にサドルとSeatpostは交換済。
Tiagraクランクを外します。塗装膜は厚さがあります。
チェーンステー後ろにスレ傷がありますが、この程度だとパーツクリーナーを軽く布に染み込ませ摩擦すると綺麗に消えます。塗装が厚いため出来る裏技です。
faceはタッピングされてないようです。ヤスリの平面を使って擬似タッピング。
FDは、Eliteからカスケード移植。9s時代の105 FDでした。
これもカスケード移植したFSA Gossamer 9s用でした。アウターは別部品のFSA 53T。
ただFSAはクランクボルトがアルミのトルクスタイプなのは問題。
携帯工具レベルのトルクスはダメです。
ねじ山を、舐めかけました。
ヘキサゴンは使えるが、トルクスは安物はダメ。
この問題に遭遇したのは、紅白歌合戦の最中。
2日にホームセンターが開くまで中断。
真っ当な工具メータの製品を買わないといけませんね。
買ったのはVesselのラチェットレンチです。
次いでリア関係の改装。
Ultegra 6500の11-23T 9SのCS。最近は入手にくいらしいです。
スペーサーがTiagra系と違い金属です。
CS-HG50の1.5-2倍位の価格です。
フロントダブルなので、当然ロングケージは必要ないわけです。
Ultegra 6500の9S RD。
Tiagraとは、プーリーが違う物でした。
セラミックとシールドベアリングプーリーです。
シマノ製リールのようなグレード分けみたいです。
多少upgradeした訳であります。
もっと高い位置にリアリフレクターを配置したのですがリアステー断面が三角形なのでここにしか付きません。
漸く年度を跨ぐ改装作業も大団円を迎えると思ったんですが.........
整備済みのX-Speedを移動させようした瞬間、さりげなく真ん中の部品が落ちてきました。
再度ワイヤーも外し、6つ元に戻る状態。
殆ど記憶が無い部品です。
ネットで調べて初めて分かりましたがケーブルガイドという部品です。
さらにこの小物は、入手性が宜しくない。
しかも消耗品。
2日の夜です。再度、中断。
後日SEO新松戸に行くが在庫なし、Cycles Marmottで幸い無料で頂けましたのが左の部品です(merci boucoup!)。
こんな部品でもグレードがあり、紫の部品が若干お高いです、シマノらしいやり方です。
落下した場所はこのBB裏面です。
自転車部品は規格化が進んで、取り付け自体は遍く楽ですが、ここだけは違います。
溶接跡が邪魔して素直に装着できません。
リューターでケーブルガイドを削りながら現物アワセしました。
これまた近い将来破損しそうです。
ケーブル類は全てケーブルライナーを通して、剥き出しにならないようにしました。
ハンドル周辺ケーブルの取回しが、少々苦しいです。
そこで定番の変速バナナで適正化。
Eliteのボトルケージは、使いづらい。
市販の500mlペットボトルが上手く装着できません。
そこでSpecialisedのボトルケージに変更。
PD-A520片面SPDからPD-M540両面SPDに変更しました。
片面SPDは、あまり意味無いです。
両面SPDの方が、面を探す必要が無く簡単にクリートがきまります。
最後に車体重量を測定すると、9.8kg。オリジナルはカタログによると10.3kg。
外装で剥き出しになってるwireは全てケーブルライナーを付けてみました。
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