3月11日発生した三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
特に今回災害時に居合わせた木下および布佐の方、お見舞い申し上げます。
地震発生時刻に、利根川に居りました。⇒MAP
当日および翌日に木下ならびに布佐を通過しました。
利根川河川敷ならび市内の被災状況を目の当たりにしましたので、事実として報告いたします。
発生時に木下東にて釣をしておりました。
幸先良く70cm 3.1kgの今季初の大型個体を捕獲後20分で地震に遭遇しました。
場所はここです。画像は前回訪問時撮影ですが当日も地震前は、このような状態でした。
渇水期で露呈した川底と河川でよくある堆積土からなるススキが高密度に植生する河岸が確認されます。
地震発生時は地盤が極めて緩いためか、感覚的には公園の遊具にでも乗っているかのように揺れます。
立っては居られません、四つんばい状態です。印西市は震度6でしたが、久しく感じなかった生死に関わる気分でした。
水位は数秒で15cm程度上がってきた気がします。
発生と同時に沖合いでは、大量のsilvercarpが余震が続く限りジャンプを続けてました。
そのmovieは別途書きます。
余震沈静化後、さっきまで居た川底部分を見ると、このように変化してます。
液状化現象が起きてます。
画像中央の窪みは地震前にには存在してません。
しかもこの窪みは、竹の棒で深さを測ると60cm位はありそう。
続いて今日来た路を振り返ると、見ていないクレバスです。
ススキが水平方向に根系を展開してるため、かろうじて河岸の崩壊を食い止めてくれたようです。
この亀裂も深さは50cm程度ありそうでした。
堤防下は、かなりの長さの地割れが確認できました。水が噴出したようです。
帰宅後、該当時の水位を調べると大きな水位変化はないようです。
つまりこの地割れの先の部分が広範な液状化のため沈みこんだようです。
川原をみると、
至る所で液状化してます。
この噴出した砂は、意外なことに粘度が不思議なほど無いんです。
踏むと異様に沈み込むのが、怖いです。
とにかく一刻も早く堤防の上まで移動することが最優先ですね。
木下市街地です。
液状化が確認できます。
駅近くの排水溝ですが、かなりの勢いのある水が流れてます。いったいどこから?
木下市街地
2 件のコメント:
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こんばんは。ナマズ目です。
ご無事で何よりでした。
私も3/12(土)に利根川に行こうと思っていた矢先
でしたが、あの瞬間に現地におられたとは。
��Vでは毎年秋、漁協の抽選で遡上鮭をスプーン
で釣っていた川から見えていた原発が燃えています。
この記事と写真も含めて、何か悪い夢でも見ているようですが、
現実なんですね。
被災者の皆さんに一日でも早く平穏な日々が戻りますように。
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ナマズ目さん、お気遣いありがとうございます。
現地では、本震時には立っては歩けませんでした。
もしかしたら匍匐前進は可能だったかも知れません。
利根川ゆうゆう公園辺りの砂洲等にいたら、液状化で非常に危険だったと思います。
現地のビジネスホテルに泊まりましたが、TVでも他の千葉の被災状況が報道されず非常に不安でした。
西に移動すると被災状況は徐々に軽微になったのは幸いです。
あまり報道されてませんが、香取とか布佐辺りは、インフラへのダメージは大きそうです。
自宅では幸いロッドケースが倒れただけでした。
なかなか辛い風景でした。
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