9/25/2014

3D CGI: trilobite Illenusの作り方

三葉虫の作り方。


用意する材料
PC machine、好みのmodeling toolとrendering tool

今回は三葉虫に Illaenus tauricornisを選択。

Philonixと比較するとvisual impactが少ないが、ガマグチヨタカもしくはベルツノガエルを彷彿させる風体が惹かれます。


新たな試みとしてMacromedia extreme 3Dのoriginal 三葉虫 3d dataを用いず新にmetasequoiaからdataを作ることにしました。



実は
Blenderへの全面移行のため、その事前検討としてmetasequoiaの作業プロセスを確認し、ついでBlenderでの互換性も確認したいところです。

まあ
三葉虫は、頭部、体節のmodelingが、作業のほとんどを占めます。尾部はおまけ程度。

とりあえず現行のMetasequoiaだけでどこまでmodelingできるかやってみる。
ついでblenderで別の三葉虫をどこまで作れるかtryする予定。

作業としては、粘土造形に手法的に似ています。
決定的に異なるのは、いつでも簡単にobjectの対称性が出せること。
これだけでも作業の自由度は高い。


作製

いままでzeroから新規にmetasequoiaで何か作製したことはありません。
今回metasequoia上で新規に作成すると選択系からナイフツールまでほとんどのツールがまともに作動します。
ある意味感動的、今まで何をしていたのか。


まずsphereをgenerate。

いつでもobjectの対称性は確保できるので、躊躇なく変形を加える。

段階的に適用範囲を狭めてlattice変形を、加えるのは自分の常法。

ついでマグネットtoolでGlabellaを作ります。

これで大体のformが形成。



今回はglabella周りにedgeの効いたface sutureを形成したいので別体のglabella部分とcephalon
をboolean toolで加算。

macromedia系で作成した3D dataをbooleanすると、まあ無茶苦茶な数のvertexを生成しますが、
今回はまともなな追加vertex数で加算演算ができました。
これ実に精神衛生上とても爽快。


これで50%程度は進捗。大雑把な形状には至ったようです。













三葉虫のceshalonは曲面がおおく、、三面図があったとしてもその曲面形状を把握するのは困難。数多くの参考画像をみて、細かく修正することになります。

その第一歩として、下絵を使ってバランスをみます。


修正前と比較すると、実に自身の形状把握能力が低いか改めて認識できます。




以降は移動拡大よよびマグネッドtooで修正しますが、
今回初めて,:metasequoiaのsculpt toolを使ってみました。
筆圧感度がdefaultでは強すぎるようで、polygon 自動生成をoffにすれば思いの外、使えます。





Metasequoiaでは最終的rendering imageが得られないので、あまりpolygon数が増えないmodelingを意識しています。


toolの種類は増えましたが、やり方としては、15年くらい前の手法です。
face sutureをどう表現するか。
はやりsculpt toolの方が、cephalon作製に向いているかも。

でも今回は一応現在の技量でできるとこまで作る予定です。




まあ下絵を使ってもどうしても逸脱します。自身の脳神経では、定量的に形状把握する能力が器質的に欠損している可能性を再確認しました。
今後はこの逸脱もしくはばらつきを作風もしくは味と称することにします、


Illaenus tauricornis var. Consuellaとでもしておきましょう。
栽培品種みたいですが。

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