9/29/2014

3D CGI: trilobite Illenusの作り方 法線

Normalという杯国語の単語があります。

英語にそのような単語があるのは知ってますが、英語にのみ存在する単語か不明なので
敢えて外国語単語とします。


通常normalは、「正常」もしくは「正規」と日本語では解釈します。
比較的特殊なところでは化学における規定度。
類似語でabnormal 異常、anormal 奇形などがあります。

ところがnormakにはもう一つ定訳があり、それは法線。


曲線上の一点において、その点の接線に垂直な直線。または、曲面上の一点で、その点での接平面に垂面な直線のことをいう。

まあ法線という概念は知っていても外国語で法線をnormalということを知っている方はそう多くは無いでしょう。

極めて最近知りました。
rendering環境のBlenderを、どうにか触り始めたので偶々知ったわけです。


そこで思い出したのが、

最近、読み直したRichard Forteyの「三葉虫の謎」。

眼のレンズの藩士あたりで、どうもnormalの翻訳を間違っているようです。
あれは法線方向から光となるはずです。





Illaenus tauricornis 進捗状況


どうも作戦は失敗したようです。

頭の中ではベルツノガエル、ガマグチヨタカ、パタリロ風のトボケタ風貌になる予定が、かなり逸脱してしましました。


camera angleの問題か、下絵のトレースに徹しなかったのが問題なのかは定かではない。




今回は、cephalonとpygidiumの肉抜きをしてみた。
pygidiumの肉抜きした構造は、根拠薄弱ですが、雰囲気は出ているかと思いますけどね。

化石標本では見えにくい、腹部側構造も見えてしまうのがCGI trilobiteの良いところです。

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