5/07/2016

3D CGI: trilobites manufacturing work flow 12 whisky bottle を作る 3

前回に述べたようにボトルを実際modelingしようとすると幾つか問題に気が付きます。

作業としてはbar spaceを3D  modelingすることになり、所期のtrilobiteのCGI作成から徐々に乖離していくのが釈然としませんが、世界観を構築するには面倒ですがしかたありません。

まずはbarのコンセプトを決めます。
現状の設定としては
名称はBar Baltica。locationはサンクト・ペテルブルグの郊外。一応三葉虫化石の有名産地だから。内装は化石の質感からwood調はさけて単純にコンクリート。場所柄から寒そうな室内。客筋はboozer、ロシアですから。


次いで
作りたいお酒のラベルを検索します。
Front, shoulder等の正面に見えるラベルおよびcap-topのlogoが揃えばmodelingに進みます。

shoulderラベルおよびcap-topのlogの検索には、若干手間がかかりますが、想定外に多くのボトルラベルがweb上で検索可能です。
おそらくAEONの洋酒売場にあるものは全てとは言えませんが、相当数はあるようです。
勿論ボトルを正面から撮影した画像ではなく、UV mapping使用可能なボトルより剥離させたようなflatなラベル画像が、です。


そこで
ラベル画像検索のヒントがあります。

1. 検索keywordにlabelに代えてETIQUETTEを使う
英語のlabelに相当するのがフランス語ではETIQUETTEのようです。
まあ外国の言葉イコール英語ではありませんから。

2. 海外ではボトルラベルのマーケットがある? または収集家がいるらしい
 ロシアのEコマースサイトで1970年代のSTARKA vodkaのlabel等が販売されているようです。アンチックとしての価値がみとめられているのでしょう。

そういえば最近、等級表示時代のblack nikkaを貰いました。
実に不味い、当時よくこんなものを売っていたと驚嘆するくらい。
あのFrom The barrelを販売している会社と同じとは思えないですね。


ということで
free dataではなく、自分でmodelingを始めることに。
但し最初のmodelの選択は、妥当ではなかった。



Russian standard
locationの設定からも、銘柄の選択までは良かった。
でもラベル上部を囲う半円の浮彫が実に面倒。
Displacementも無理なようなので、modelingに含めることにした。

ポリゴンサークルをのトルにshrinkwrap 後にからベジエカーブに変更後にポリゴンチューブ化後にBOOLEAN。
作業手順は、上記の通りですが、まあ時間はかかりました。


おまけにオリジナルのラベルがどうしても見つからない。
仕方ないので、それらしい画像を切り抜き。


苦渋のoriginal 第一作でした。

まあ選択が悪いとこうなります。
実物は見たことはありませんが、銀座信濃屋あたりに売っているようです。



少々スッキリしないので、他の代表的なvodkaを作ってみた。

肩ラベルの検索に多少手間はかかったが、Russian standardに比較すると簡単。



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